● 「フレンチパラドックス(フランスの矛盾)」という言葉をご存じでしょうか。
フランス人は肉類を大量に摂取する上に、喫煙率も高いのに心疾患死亡率が低いという不思議です。
これはフランス人が赤ワインをたくさん飲んでいる効果であるとの研究結果が発表され、日本でも「ポリフェノール」は健康に良いということで赤ワインブームが起こりました。
● 私たちの食生活もどんどん洋風化し、肉類中心の食事が多くなっていますから大いに見習いたいところです。しかし、フランス人はワインを一人当たり年間60リットル以上(ちなみに日本は0.9リットル)飲んでいるといわれ、これをまねすることはなかなかできません。日本人は西洋人に比べ遺伝的にアルコールに弱い体質の人が多いとされています。肝臓を壊してしまっては元も子もありません。
● そこで、気軽に美味しくポリフェノールを摂取できるぶどうジュースの出番です。お酒に弱い人や、子供からお年寄りまで安心してお飲みいただけます。
ワインよりおすすめの赤ぶどうジュース
- ぶどうのポリフェノール
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- ぶどうの栄養素
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ポリフェノール
● ポリフェノールは植物に含まれている成分のひとつで、植物自身が生長過程で必要とし、作り出される物質です。ぶどうの皮の色素成分であるアントシアニン、渋みの元であるタンニンやカテキンもポリフェノールの一種です。 ぶどうで最近話題になっているリスベラトロールなどがもっとも多く含まれているのは皮の部分。タンニンやプロシアニジン、ケルセチン、カテキン類などが最も多く含まれているのは種の部分です。
● ポリフェノールの一種であるリスベラトロールは、植物が菌に侵されると自分を守るために作り出すもので、赤色の果皮に特に多く含まれています。ぶどう飲料を適度に飲むことによって、良いと考えられています。
● 目に良いことで有名なブルーベリーに含まれる色素成分がアントシアニン。ポリフェノール・アントシアニンは色の濃いぶどうほど多量です。日の光をたっぷり浴びて育った黒赤色のスチューベンぶどうにはたくさん含まれています。有機酸
● ぶどうの中には有機酸といわれる、酒石酸とリンゴ酸が含まれています。ぶどう以外のフルーツでは、リンゴ酸とクエン酸が主な酸ですから、ぶどうの果実が酒石酸を含むということは特異なことです。有機酸の量と種類は、生食の場合でもジュースやワインの場合でも糖とともに味の決め手となるものです。
ペクチン
● ペクチンは果実の細胞を作っている物質のひとつです。
- ぶどう健康法のジュース誕生秘話
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平成6年秋 一通の手紙から
平成6年秋 一通の手紙から 「ぶどう健康法」を教えてくださったのは、スチューベン消費者センターにスチューベンをご注文くださる埼玉県の大沢さんでした。ご自分の体験談や「ぶどう健康法」という本のコピー、そしてやっと入手したというその本も送ってくださったのです。私たちが栽培しているぶどうにこんな素晴らしい力があるとは考えてもみなかった事でした。 消費者センターでは、鶴田町農産加工センターに相談し、協力を得て、ぶどう健康法のための無添加ジュースを作りに取り組んだのです。 一粒ずつ手で粒を取り、不良果を完全に取り除いて厳選し、香料や防腐剤など使わないストレート果汁100%のジュースを作りました。それが「ぶどう健康法」のために作られたスチューベンジュースです。ジュースというよりぶどうそのものです。 おかげさまで発売以来品質のよいぶどうジュースとして大好評を得て、多くの方々にご愛飲いただいております。
- 聖書にも載っているぶどうの栄養
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● ぶどう酒は古代から重宝されてきました。世界中で広く読まれている聖書にも記述がみられます。
例えば
…その傷に…ブドウ酒を注いで包帯をしてやりました…
(ルカ10章34節)
聖書はまた、腸に特定の不調が生じた場合にぶどう酒を推奨しています。
パウロは、仲間の若いテモテに、 「もう水を飲むのをやめて、胃のため、また度々かかる病気のために、ブドウ酒を少し用いなさい」 と助言しました。(テモテ第一5章23節)
約1900年以上も前の記録です。これは健康に適切な助言でした。 カリフォルニア大学医学部教授サルバトーレ・P・ルシア博士が書いています。
「ぶどう酒は…人類史を通じて最も重要な飲み物として常に用いられてきた…実際のところ、人間が入手できるものの中で、ぶどう酒ほどその健康に良いために広く推奨されてきたものはほかにない」 (「食品および薬品としてのぶどう酒」1954年)
- スチューベンジュースおすすめの飲み方
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そのまま飲んでももちろん美味しいですが、「ぶどう健康法」のためにはこんな飲み方もおすすめです。
● 一度沸騰させて冷やした水でぶどうジュースを半々にまぜて、冷蔵庫の中に入れます。
● 容器から取り出して一日中いつでもできるだけ多数回飲むようにします。
● 朝起きがけと、3回の食事前、夜寝る前の胃が空っぽのときに飲むと効果的。
● 昼食前はスプーン一杯の蜜をお湯で溶かしてから加えて飲むのがおすすめです。
● 氷を入れて「ロック」で
● 炭酸で割って「スチューベンサイダー」
勉強や仕事前に一杯飲んで、頭をすっきりさせるのもいいですよ。
- ぶどう健康法の紹介
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ぶどう健康法の歴史は古い。すでに1556年にヨーロッパではぶどう健康法に関する書物が出版されている…
自然療法が最も盛んに行われているのはドイツ…
健康回復のために新鮮なぶどうのジュースを毎日5回にわけて飲むよう指示している…
健康を侵されたわたしが、ぶどうという奇跡の食べ物を偶然にみつけたのである… このすばらしい成分は水でうすめた純粋なぶどうジュースの中に発見されるであろう… (ベイシル・シャクルトン著 田中百平訳「ぶどう健康法」)